糖質制限ダイエット中に張り切って有酸素運動をすると実は…
糖質制限ダイエットに有酸素運動は効果的か?
『今日からダイエットを始めるぞ!』
って思ったときの運動って何を思い浮かべますか?
多分、ほとんどの人が
有酸素運動と答えると思います。
例えば、テレビでも良く見る感じの
リンゴをかじりながら走る的なやつです(^^)
実は有酸素運動を頑張りすぎると
ダイエットに逆効果になってしまうって知ってますか?(°д°)
有酸素運動が身体にもたらす影響
有酸素運動はもちろん文字の通り酸素を取り入れながら長時間行う運動です。
代表的な物で言えば、
ウォーキングやマラソンのような運動です(^^)/
多くの人が
- 心肺機能を鍛えるため
- ダイエットのため
この2つを目的に取り組んでいるはず!!!
ここで衝撃的な事実なんですが...
実は有酸素運動だけではダイエットに向きませんヽ ( ꒪д꒪ lll)ノ
心肺機能を鍛えて体力を向上させるという点だけをみると有酸素運動はもちろん効果的!
ただし、
ダイエットのみを目的とした場合、
有酸素運動だけを選択するというのは、
必ずしもベストとは言えません(*_*)
前述しましたが、
有酸素運動というのは長時間持続して行う運動です。
その為に体が自然とカロリー消費をあまりしないようにコントロールしてしまう!!!
マラソンのような長距離走では
もちろんカロリーをたくさん使います!!
しかし、体の反応としては逆にカロリーを使ってしまう事を体が無意識に防ごうとしてしまう(;゚Д゚)!
これは、
UCPというタンパク質が影響してくる!!
UCPとは?
U...アン
C..カップル
P...プロテイン
アンカップリングプロテイン(脱共役タンパク質)
これがUCPの略です!
UCPは体温を担っているタンパク質(^^♪
体温を保つために必要なUCP
人間が活動する為にはエネルギーが必要!!
そのエネルギー源であるATPを作る際に
エラー(無駄)がでてしまう(°д°)
実はこのエラー(無駄)が出来る時に
熱が一緒に発生するわけです!
この熱が体温を保つために必要になってくる☆
この熱を発生させるのがUCP(^_^)ノ
有酸素運動をやりすぎると、
体温を保つために必要なUCPが
どんどん減ってしまうと言われています!!!!
赤ちゃんにはUCPが多く存在します。
考えてみると赤ちゃんって暖かくないですか?
成人に比べると赤ちゃんはUCPの数が多いから体温が高いってわけΣ(゚Д゚)スゲェ!!
歳を重ねるにつれて体温が下がってくるのは…
体内のUCPが減少している証拠ヽ ( ꒪д꒪ lll)ノ
実は、
マラソンランナーもUCPが減りやすいらしいです!
有酸素運動でUCPが減る原因
UCPはエネルギーであるATPを作る際にできる
エラー(無駄)が熱(体温)になるってことは分かりましたか?
有酸素運動をしている時は、
エネルギーを有効に使わなければいけないですよね?
そこで、人は体内でエネルギーであるATPを作る際にできる
エラー(無駄)を減らそうとするんです!!!!
ATPを効率的に使って無駄をなくすって…
凄すぎません?∑(O_O;)
人間の体って優秀すぎるっしょ!!!
ATP合成が効率的に行われることで、
エラー(無駄)が少なくなると、
UCPが出なくなるので体温も低下してしまう!
体温が低下するってことは…
普段何もしていないときの消費カロリーも低下しちゃう(╥﹏╥)
有酸素運動をやりすぎると…
基礎代謝を低下させてしまうリスクが高くなってしまう!
※有酸素運動はやりすぎた場合の話です
糖質制限ダイエット中の有酸素運動のやり方
適切な時間で有酸素運動を取り入れると問題ありません。
安心して下さいね!
筋力トレーニングを行った後に
30分程度の有酸素運動を週2〜3回ぐらいがオススメ(^^♪
30分程度の有酸素運動にすることで、
有酸素運動のデメリットを防ぐことができて、
さらにダイエットにも効果的ですよ!!!
余談ですが…
「有酸素運動は20分以上行わないと意味が無い!」って考えている人が多いと思います。
実は1回の運動が10分程度でも十分に効果が得られるって知ってました?
考え方によっては、
10分を3回に分けて
合計が30分でも有酸素運動としての効果は得る事ができます☆
ということは、
日常生活の中で少し歩く時間を増やすだけでも
30分の有酸素運動は可能という事になりますよね(^_^)ノ
ダイエットのために運動として、
ウォーキングを頑張っているのに
なかなか体重が落ちなくて悩んでいる人って結構いますよね?
もしかすると…
30分以上の有酸素運動を行っていることが原因で基礎代謝が低下している可能性も考えられます!!!!
ウォーキングと筋力トレを組み合わせて有酸素運動の時間を短くしてみると良いかも(*゚▽゚)ノ