ダイエット指導のプロが断言「脂質を摂取しても太らない理由」
ダイエット指導のプロが断言「脂質を摂取しても太らない理由」
ダイエットをしている人にとって、
脂質と聞くと…
『あんまり取りたくないなぁ』って思いますよね?
- ピザ
- ハンバーガー
- 唐揚げ
- 天ぷら
名前を聞くだけでヨダレが垂れそうなほど
美味しそうな食べもの(´ε`;)
脂質の多い食べものを過剰に食べ過ぎると…
動脈に脂肪が蓄積してしまい…
動脈が詰まって心臓発作や肥満の原因になってしまう(゚д゚lll)
もちろんそれは常識としてみんな理解しているはず…
その考えは間違ってはいません!!!
ただし、
脂質が全て絶対に悪いわけではない( °Д°)
何名ものダイエットを成功させてきたので私が断言します!!!
脂質を正しく理解することで痩せることができるし、
摂取しても太りません( ̄∀ ̄)
今回は脂質を摂取しても太らない理由について説明します(^-^)/
脂質の役割とは
脂質は三大栄養素で必要不可欠な栄養素!!!
- 細胞
- 臓器
- 脳
- ホルモン
- 細胞膜
などは脂肪でできており、
これらが正常な働きをするためには良質な脂質が必要!!!
また人が活動するために絶対に必要になるビタミン!!!
ビタミンAなどの脂溶性ビタミンを身体に吸収するのを促進するためにも脂質が必要となる(^^)/
脂質の摂取が不足してしまうと…
- 髪がパサパサ
- 肌がカサカサ
- 血管がボロボロ
- 免疫機能が低下しガタガタ
身体が正常に機能しなくなってしまう(゚д゚lll)
脂質のエネルギー
脂肪は1gあたり9kcal
糖質やタンパク質は1gあたり4kcalなので、
約2倍エネルギー効率が高いってことになる!!!
人の身体は糖質か脂質をエネルギー源にするので、
糖質制限ダイエットをしている人は必ず脂質を摂取すること(゚Д゚)ノ
最近では脂質を積極的に摂取することを促している本や雑誌が多くなっている
『脂質は摂取しないように!』
『脂質は身体に良い!』
真逆のことを言う情報がたくさんあるので、
何が正しいのか悩んでいる人も多いはず(^^;)
脂質の種類
- 飽和脂肪酸
- 不飽和脂肪酸
脂質には2種類ある!!!
飽和脂肪酸
- 短鎖脂肪酸(バター)
- 中鎖脂肪酸(MCTオイル、ココナッツオイル)
- 長鎖脂肪酸(ラード、牛脂)
<特徴>
- 溶ける温度が高い
- 室温でも個体で溶けることはない
- 鎖が短い方が抗炎症性が高く酸化しにくい
ラードよりもMCTオイルやココナッツオイルの方が身体に良いってこと(*゚▽゚)ノ
不飽和脂肪酸
- 一価不飽和脂肪酸:オメガ9(オリーブオイル、アボカド)
- 多価不飽和脂肪酸:オメガ6(サラダ油)、オメガ3(DHA、EPA)
<特徴>
- 溶ける温度が低い
- 室温では液体
一価と多価の違いは…
酸素による酸化ダベージが加わる箇所が一カ所か複数化の違い
太りやすい脂質は何か?
飽和脂肪酸とオメガ6系の脂肪の過剰摂取は身体に脂肪を溜めやすい!!!
<飽和脂肪酸>
- 牛肉
- 豚肉
- 乳製品
<オメガ6系>
- コーン油
- ごま油
- サフラワー油
これらを過剰に摂取すると…
- 肥満
- 動脈硬化
- 脳卒中
- 心筋梗塞
- ガン
などの病気のリスクが高くなるΣ(゚д゚lll)
オメガ6系の脂肪は特に酸化しやすいので、
たくさん摂取すると身体が炎症を起こしやすくなり…
- 肥満
- 老化
- 鬱
になるともいわれている!!!
ただし、
例外として…
飽和脂肪酸の中でもココナッツオイルなどの中鎖脂肪酸やグラスフェットバターなどの
短鎖脂肪酸はエネルギーになりやすく身体に良い(≧∇≦)
太りにくい脂質はなにか?
- 一価不飽和脂肪酸
- オメガ3系
この2種類を積極的にとること!!!
<一価不飽和脂肪酸>
オレイン酸が豊富に含まれる
- オリーブオイル
- アボカド
<オメガ3系>
- DHAやEPAが豊富に含まれる青魚
- α-リノレン酸が豊富に含まれる亜麻仁油
一価不飽和脂肪酸とオメガ3系は…
- 炎症を緩和・抑制
- 悪玉コレステロール値を下げる
- 脂肪の増加抑制
- 肌や髪が乾燥するのを防ぐ
- 精神安定
- 学習能力の向上にも効果がある
こんなに良い作用がある(*´▽`)ノ
『魚を食べると頭が良くなる』ってやつですね!!!
さらに痩せるとなると魚って最高すぎませんか!?
トランス脂肪酸
飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸とは別で、
例外として…
人工的に無理矢理固形化された脂肪をトランス脂肪酸という(^^)
代表的な食品はマーガリン!!!
脂質に関して良い悪いと意見が分かれる中で、
確実に言えることは…
トランス脂肪酸は食べないようにした方が良い(;^_^A
- 人工的に無理矢理固形化
- 消化や分解が困難
- 健康リスクの危険性が高い
マーガリンやショートニングが入っている食べ物は食べないこと!!!
毎日の摂取量が少量だったとしても…
摂取カロリーの1〜2%でも心疾患や突然死のリスクを高めることになる
マーガリンやショートニングは、
クッキーやパンに使われる食用油脂なので…
- お菓子
- 菓子パン
- アイスクリーム
これらを買う時はちゃんと成分表を確認して、
トランス脂肪酸が含まれていないか注意しましょう!!!
ほとんどの食べものに入っているかも(;´д`)
トランス脂肪酸が含まれている食べものを多く摂取していると感じたら、
食べることを控えましょう!!!
意識すると結構身体に悪いものばかり食べていることに気づくはずლ('꒪д꒪')ლ
まとめと注意点
脂質には太りやすく身体に悪影響を及ぼす脂質と
太りにくく身体に良い影響を与える脂質があるヽ(^0^)ノ
身体に悪影響の動物性の脂質とサラダ油は徹底的に排除するべきなのか?
という疑問があるはずだけど…
今回の話は過剰摂取をすると身体に良くないってことを忘れずに(^^;)
トランス脂肪酸は摂取しない方が良いと言い切れるけど…
動物性の脂質とオメガ6系の脂質は適量なら身体に良い!!!
ただし、
最近の食事は揚げ物のようなジャンクフードには、
サラダ油をはじめとしたオメガ6系の脂質が大量に使われている(;´д`)
すぐに過剰摂取になってしまうので注意が必要って感じ!!!
脂肪の食事摂取基準
1日の総カロリーの内の20〜30%の脂質の摂取が必要!!!
脂質を摂取しても太らないようにする簡単なルール
- トランス脂肪酸が含まれているジャンクフードを食べるのを控える
- オメガ6系の過剰摂取を避けるために揚げ物の摂取は極力控えるようにする
- 抗炎症作用や脂肪の増加を防ぐことができる一価脂肪酸・オメガ3を意識的に摂取する
正しい脂質の知識をつけてダイエットを成功させよう٩(ˊᗜˋ*)و